母子健康手帳(母子手帳)

読み方: ぼしけんこうてちょう
分類: 子ども

母子健康手帳は、「母子手帳」とも呼ばれ、日本の地方公共団体(市区町村)が妊婦に対して交付する手帳をいいます。

母子保健法によって定められているもので、妊娠がわかった時点で女性(外国人も含む)が住所地の市区町村長に「妊娠届出書」を提出することにより受け取ることができます(無料)。

一般に母子手帳は、女性(母親)の妊娠中から子どもの就学までの健康状態や予防接種の状況などを記録するもので、健康の相談や医療機関で受診する際の情報提供、子どもの健康診査の記録などに使用します。

◎内容については、厚生労働省により定められており、「省令様式(全国統一のページ)」と「任意様式(自治体独自のページ)」から構成され、表紙やサイズは各自治体で異なる。

◎外国人の居住人口が多い市区町村では、独自に外国語版の手帳が作成されているところもある。

<母子健康手帳の全国統一のページ>

・子の保護者、出生届出済証明
・妊婦の健康状態等
・妊婦の職業と環境
・妊娠中の経過
・出産の状態
・出産後の母体の経過
・妊娠中と産後の体重変化の記録
・妊娠中と産後の歯の状態
・母親(両親)学級受講記録
・保護者の記録と健康診査等(新生児から6歳)
・乳幼児身体発達曲線
・幼児の身長体重曲線
・予防接種の記録
・今までにかかった主な病気

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