国債費

読み方: こくさいひ
分類: 予算

国債費は、国の一般会計のうち、国債の発行後にかかる全ての費用をいいます。これは、一会計年度の国債の利払いや償還などに充てられる予算であり、現在、具体的な項目には、債務償還費(公債等償還、借入金償還)、利子及割引料(公債利子等、借入金利子、財務省証券利子)、国債事務取扱費があります。

日本では、第二次世界大戦後、健全財政主義に基づき、国債の発行が厳しく制限されてきましたが、1970年代後半以降、大量の国債が発行され続け、その残高が累増し、今日では、一般会計歳出において、国債費は社会保障関係費と並び、大きな割合を占めています(国債費と社会保障関係費が増加傾向にある一方、公共事業や教育などに充てられる政策経費は減少傾向にある)。

今後、少子高齢化による財源不足や国債の大量償還、長期金利の上昇などで国債費はさらに増大し、国の予算編成の自由度をさらに制約する(一般会計歳出を圧迫して財政がさらに硬直化する)とみられています。