業種別株価指数

読み方: ぎょうしゅべつかぶかしすう
分類: 概念

業種別株価指数は、上場企業を業種毎に分類して算出する株価指数をいいます。これは、株式市場の相場全体(業種別騰落)の傾向をつかむのに役立つもので、現在、日本株については、「東証業種別株価指数」と「業種別日経平均」の二つがあります。

東証業種別株価指数について

東証業種別株価指数は、東証株価指数(TOPIX)を補完する株価指数の一つで、TOPIXに採用されている銘柄を、証券コード協議会が定める33業種(以下)に基づき、各業種別に分類した、時価総額加重方式により算出される株価指数です。

「水産・農林業、鉱業、建設業、食料品、繊維製品、パルプ・紙、化学、医薬品、石油・石炭製品、ゴム製品、ガラス・土石製品、鉄鋼、非鉄金属、金属製品、機械、電気機器、輸送用機器、精密機器、その他製品、電気・ガス業、陸運業、海運業、空運業、倉庫・運輸関連業、情報・通信業、卸売業、小売業、銀行業、証券/商品先物取引業、保険業、その他金融業、不動産業、サービス業」

業種別日経平均株価について

業種別日経平均株価は、日経500種平均株価の500銘柄を対象として、「日経業種中分類」により36種(以下)に分けて、算出される株価指数です。

「水産、鉱業、建設、食品、繊維、パルプ・紙、化学、医薬品、石油、ゴム、窯業、鉄鋼、非鉄金属製品、機械、電気機器、造船、自動車、輸送用機器、精密機器、その他製造、商社、小売業、銀行、証券、保険、その他金融、不動産、鉄道・バス、陸運、海運、空運、倉庫、通信、電力、ガス、サービス」

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