ブラウンフィールド投資
読み方: | ぶらうんふぃーるどとうし |
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英語: | Brownfield investment |
分類: | 概念 |
ブラウンフィールド投資は、外国に投資をする際に、現地の既存のものに資金を投入する形態の投資をいいます。
具体的には、外国において、既に稼働している生産工場やインフラ施設などを刷新・増設したり、それらの物件を現所有者から買収したりする形態の投資を指します。また、本用語のブラウン(brown)には、既に開発されて「青々しさがもはやない」という含意があります。
一般にブラウンフィールド投資は、例えば、インフラ投資の場合、既に操業している発電所を買収したり、運用中の鉄道の権益の一部を購入したり、自治体等から港湾施設を民営化で譲渡してもらったりするケースなどが挙げられます。
通常、これらの投資では、将来的な収益が読みやすいというメリットがある一方で、リスクの高い新規事業とは異なり、リターンも中くらいとなります。