インゴット

英語: Ingot
分類: 貴金属

インゴット(Ingot)は、「鋳塊(ちゅうかい)」と同義で、溶かした金属を鋳型に流し込んで固めたものをいいます。

具体的には、製錬された金属を圧延・鍛造等の加工や再溶解に適するような大きさ・形状とした金属塊であり、流通や貯蔵のしやすい形にしたものを指します。また、対象となる金属が鉄鋼の場合には、「鋼塊」とも言います。

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インゴット(Ingot)の概要

プラチナパラジウムなどのインゴット(Ingot)には、ブランド名や重量表示、品位表示、シリアルナンバーなどが刻印され、国内外で広く取引されています。

その中でも、金のインゴットは、「金地金」や「金の延べ棒」、「ゴールドバー」とも呼ばれ、長期的な財産保全の手段に適した実物資産として個人にも人気があり、通常、純度が99.99%で、1kg、500g、100g、50g、20g、10g、5g、2g、1gなどの種類があります。

インゴット

インゴット(Ingot)の提供会社

現在、日本で金やプラチナなどのインゴット(Ingot)を製造・販売している大手貴金属商としては、田中貴金属や徳力本店、三菱マテリアル、日本マテリアルなどが有名で、「LBMA」や「LPPM」の溶解・検定業者として公認されています。

・LBMA:London Bullion Market Association
・LPPM:London Platinum and Palladium Market

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