FamiPay(ファミペイ)

FamiPay(ファミペイ)とは、スマートフォンにファミペイアプリを入れて利用する、スマホ決済(キャッシュレス決済)サービスをいいます。これは、ファミリーマートでの支払い、街中のお店での支払い、ネットのサイトでの支払い、請求書・払込票の支払いが簡単にできるようになっています。

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FamiPayの概要

FamiPay(ファミペイ)は、2019年7月から、コンビニのファミリーマート傘下のファミマデジタルワンが提供するスマホ決済サービスです。

現在、ファミリーマートでの支払い、街中のお店での支払い、ネットのサイトでの支払い、請求書・払込票の支払いが簡単にできるようになっており、またFamiPayで買い物の支払いをすると、200円(税込)につき、FamiPayボーナス1円相当が進呈されます。

FamiPayを始めるには、スマートフォンにファミペイアプリをダウンロードし、アプリ上で会員登録をして、FamiPayの利用設定(決済設定)をするだけです。また、実際の支払いにあたっては、現金や銀行口座、クレジットカードなどからのチャージが必要となります。

FamiPay(ファミペイ)

FamiPayの使える場所

FamiPayは、日常的には、コンビニのファミリマートで使うことが一番多いですが、それ以外に、街中のお店やネットのサイトでも広く使えるようになっています。また、決済方法には、コード決済、タッチ決済、ネット決済の3つがあります。

FamiPayのコード決済が使える場所

FamiPayのコード決済は、日本全国のファミリーマートだけでなく、街中のFamiPay加盟店とSmart Code加盟店でも広く使えるようになっています。

Smart Codeとは、JCBが提供する、様々なバーコード決済を利用できるようにしたサービスで、2020年10月から、FamiPayは、Smart Codeに参加しているので、セブン-イレブンなど一部を除き、Smart Code加盟店でも使えるようになっています。

これより、FamiPayのコード決済は、ファミリーマートの他にも使えるお店がたくさんあり、具体的には、スーパーやドラッグストア、百貨店、量販店、専門店、ショッピングモール、飲食店、居酒屋などで広く使えるようになっています。

FamiPayのタッチ決済が使える場所

FamiPayは、Google Pay(Android端末)において、ファミペイバーチャルカードを設定することで、電子マネーのQUICPayを利用した、タッチ決済ができるようになっています。

これより、FamiPayのタッチ決済は、日本全国のQUICPay加盟店で広く使えるようになっています。

FamiPayのネット決済が使える場所

FamiPayのネット決済は、FamiPayオンライン決済支払いができるサイトと、ファミペイバーチャルカード支払いができるサイトで使えるようになっています。

◎FamiPayオンライン決済支払いは、FamiPay加盟店のメルカリやラクマ、Gree、JAタウンといった一部のサイトで支払いに使える。

◎ファミペイバーチャルカード支払いは、誰でも作れる、ファミペイバーチャルカードを使って支払いを行うもので、ネット上のJCB加盟店サイトで支払いに使える。

FamiPayの支払方法

FamiPayは、いくつかあるキャッシュレス決済サービスの中で、PayPayや楽天ペイなどと同様、スマートフォンに専用アプリを入れて利用する、コード決済というイメージがありますが、一方で、コード決済以外に、タッチ決済、ネット決済、請求書・払込票決済もできるようになっています。

ここでは、日常的に使うことが多い、コード決済について、簡単に紹介したいと思います。

ファミリーマートでのコード決済

FamiPayは、ファミリーマートが提供するキャッシュレス決済サービスなので、日常的には、コンビニのファミリーマートで支払いに使うことが一番多いです。この場合、レジでファミペイアプリを開いて、トップ画面に表示される、バーコードをスキャナーで読み取ってもらうだけで支払いが完了します。

ファミリーマート以外でのコード決済

FamiPayは、ファミリーマート以外に、街中のFamiPay加盟店とSmart Code加盟店でも支払いに使えます。この場合、レジでファミペイアプリを開いて、トップ画面の下の方にある「ファミリーマート以外で支払う」をタップし、次の画面で、お店によって「QRを表示する」か「QRを読み取る」かを選択します。

◎コードを見せて支払うお店では、「QRを表示する」をタップして、バーコードまたはQRコードをお店の人にスキャナー等で読み取ってもらうことで支払いが完了する。

◎自分でコードを読み取って支払うお店では、「QRを読み取る」をタップして、お店のQRコードを読み取り、支払金額を入力し、お店の人に画面を見せて金額を確認後、「決済する」をタップすることで支払いが完了する。

FamiPayのチャージ方法

FamiPayは、基本的には、チャージして使う「決済サービス」のため、事前にお金を入金しておく必要があります。また、チャージ後のFamiPay残高は、10万円までとなっているため、一回あたりの支払上限金額は、税込みで10万円となります。

現在、FamiPayのチャージ方法としては、ファミリーマートの店頭レジでの現金チャージ、銀行口座からのチャージ、クレジットカードからのチャージ、ポイント交換などで送られてきたFamiPayギフトでのチャージの4つがあります。この中で、銀行口座は、利用できる銀行が限定されており、またクレジットカードは、ファミマTカードを含むJCBブランドのカードのみとなっています。

なお、FamiPayの決済手段には、チャージ以外に、審査が通った場合に利用できる、「ファミペイ翌月払い」というものもあります。

ファミペイアプリのサービス

ファミペイアプリは、決済サービスのFamiPayを利用する際にスマホに入れるものですが、一方で、その中身を見ると、結構、色々なサービスが提供されています。

具体的には、決済サービス以外に、ファミペイバーチャルカード、ファミペイ翌月払い、ファミペイローン、ポイント、クーポン、回数券、ギフトといったサービスも用意されています。

ここでは、その中で、ファミペイバーチャルカード、ファミペイ翌月払い、ファミペイローンの3つを簡単に紹介したいと思います。

ファミペイバーチャルカードについて

ファミペイバーチャルカードとは、JCBブランドが付帯した、前払い式のプリペイドカードをいいます。これは、ファミペイアプリから誰でも申し込めて、即時にアプリ上で発行されるもので、手数料・年会費無料となっています(プラスチックカードの発行はなし)。

◎ファミペイ残高の範囲内で、インターネット上のJCB加盟店サイトで支払いに利用できる。

◎Google Pay(アンドロイド端末)に設定することで、街中のQUICPay加盟店でも広く支払いに利用できる。

ファミペイ翌月払いについて

ファミペイ翌月払いとは、1カ月間に利用したFamiPay(スマホ決済サービス)の支払いを、翌月にまとめて一括で支払えるサービスをいいます。これは、ファミペイアプリから簡単に申し込めて、審査に通った場合に利用できます。また、最大6カ月先まで支払いを繰延できる、「スキップ払い」というものも用意されています。

ファミペイローンについて

ファミペイローンとは、FamiPayの提供先であるファミマデジタルワンが、貸金業法における貸金業者としてサービスを提供する、無担保ローンをいいます。これは、申込から返済まで、ファミペイアプリで完結し、審査に通った場合に利用できます。

◎借入方法は二つで、FamiPay残高へのチャージの場合は即時に反映され、また本人名義の銀行口座への入金の場合は即時に振込される。

◎利用限度額は、1万円から300万円までで、借入は1000円単位で必要な金額だけ借りられ、また返済方式は、残高スライドリボルビング方式となっている。

ファミペイアプリのメリット

ファミペイアプリの主なメリットとして、5つほど説明したいと思います。

ファミリーマートでの特典

一つ目のメリットは、ファミリーマートのアプリなので、ファミリーマートで多くの特典があります。

具体的には、ファミペイの新規会員登録で、ファミリーマートで何らかの商品と交換できる無料クーポンがもらえます。また、登録後には、アプリ限定のおトクなクーポンが届きます。さらに、アプリのスタンプやゲームでも、クーポンがもらえます。

FamiPayボーナス

二つ目のメリットは、FamiPayには、「FamiPayボーナス」と呼ばれる、FamiPayでの支払いによる還元特典があります。

FamiPayボーナスには、FamiPayの利用で進呈される「通常ボーナス」と、キャンペーンなどで進呈される「期間限定ボーナス」の二つがあり、また受け取ったFamiPayボーナスは、チャージなしに、自動的にFamiPayの決済に利用されます。

現在、通常ボーナスについては、還元率は0.5%で、200円(税込)につき、1円相当のボーナスが付与されます。

ポイント

三つ目のメリットは、ファミリマートでポイントが貯められます。

現在、ファミペイアプリには、dポイント、楽天ポイント、Tポイントのポイントカードを登録することができます、また、ファミリーマートの店舗において、アプリでコード決済をすると、ポイントカードを提示しなくても自動的にポイントが貯まります。

なお、アプリには、3つのカードを登録することができますが、決済時に貯まるのは、アプリのトップ画面に表示設定した一つのポイントのみとなります。

ファミペイ回数券

四つ目のメリットは、ファミペイ回数券で人気商品が買えます。

ファミペイ回数券とは、ファミペイアプリでのみ購入ができる複数枚つづりの電子クーポンで、例えば、ファミリマートのファミマカフェで、10杯買うと1杯分がオトクとなる11杯券があります。また、この回数券は、アプリ上において、購入後に他の人に送ったり、他の人から受け取ったりすることもできます。

アプリ機能の同時利用

五つ目のメリットは、ファミペイアプリでは、最大4つの機能が一度に使えます。

具体的には、ファミリーマートで使う場合、ファミペイアプリの画面にあるバーコードを店員の方に見せるだけで、バーコード決済、ポイント、クーポン、スタンプといった最大4つの機能が一度に使えるようになっています。

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